ネットショップのサイトコンセプトは大事だが、簡単に変更できるのがネットショップのメリット

ネットショップに限りませんが、サイト構築にあたって大事とされるのはサイト名、ドメイン、コンセプトです。 とにかく難しいサイト名、コンセプトですが、実店舗と違いコンセプトは簡単に変えることができるとのネットショップのメリットです。ただ、サイト名やドメインは簡単に変えることはできませんので後悔しないように決めましょう。

サイトコンセプトから決めるのがセオリーだが、変更も容易にできるのがネットショップ

ネットショップの開業について書かれた本などを読むとサイトコンセプトから決めるように書かれているケースが多いです。

また、ネットショップに限らずホームページの制作はもちろんのこと実店舗においてもコンセプトというのは非常に大事です。

サイトコンセプトとは何か?

サイトコンセプトとよく言いますが、それが何を示すのかということはわかりにくい概念です。

ネットショップにおけるサイトコンセプトとは、どのようなターゲットに商品をどのように売っていくのかということです。

お店をするうえで基本的なことです。ですが、初めてのサイト構築、ネットショップ構築であったり、初めて扱う商材の場合、どこまで煮詰めることができるかということは疑問です。

販売を開始してみると、もともと考えていたターゲットとは異なるターゲット層以外のニーズを発見することができます。

そもそもコンセプトメイキングというのは非常に難しいので、シンプルに考える

理想を言えば、ターゲットとターゲットに提供できる価値、他店との差別化ということが一言で表せるコンセプトワードを作ることができればよいですが、コンセプトメイキングというのは、巷に関連書籍があふれているように非常に難しいです。

ターゲットは男性なのか、女性なのか、年齢層はどれくらいか。 お店のウリは、価格勝負なのか、品質勝負なのか、サービスなのかといったことだけを明確にして、作り出してみるというのがよいと思います。

また、コンセプトには、大規模なプロジェクトにおいては関係者の認識を一致させるという内部的な目的もあるのですが、小規模な場合、まして個人で1人で運営するような場合には、作業を進めながら考えをまとめていくという方法も通用します。

ネットショップはコンセプトを簡単に変更できることがメリット

ネットショップの構築は、カラーミーショップのようなASPサービスやモールへの出店をするケースが多いです。多くの場合には、基本となるテンプレートを選んでネットショップを作っていきます。


実店舗であれば、店構え、看板、什器など特定ターゲットに合わせて準備をしたあとに、変更するというのは非常に難しいですが、ネットショップであれば、運営後にもテンプレートを変更するだけで比較的簡単に変更ができます。

初めてのネットショップ構築であれば、長く机上で悩むよりは、多少の失敗をしてでも動いて学んでいく方が早く解決します。

店名とドメインは簡単に変更できないので慎重に

コンセプトは変更しやすいのですが、店名とドメインは簡単に変更できませんので慎重に決めましょう。コンセプトと店名は関連しあっているのですが、ネットショップは実店舗に比べてコンセプトめいたネーミングよりもストレートなネーミングの方が売上に効果があります。

そのあたりのことは下記の記事を参照してみてください。

売上が上げるネットショップの名前、屋号とドメインの決め方のポイント

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