ネットショップ運営の一番難しい点はお客さまと競合の状況がわからないこと

ネットショップの運営で一番難しい点は?と聞かれたらやはりお客さまの顔、反応がわからないこと、そして競合店の状況がわからないことです。

ネットショップ運営の一番難しい点は、お客さまと競合店の状況がわからないこと

前回の投稿でネットショップも実店舗と同じように地道な努力が必要ということを書きました。ネットショップを開店休業状態にしている人の中には、地道な努力ができないのではなく、どのような努力をしたら良いのかわからないという人もいます。

お客さまの顔、反応が見えないので改善点が見つけにくい

実店舗であれば、お店に入っていただいたお客さまだけでなく、お店を見て店内に入らなかった人を含め、反応をみることができます。

また、お店に入ってくれたお客さまとは会話をすることができますので、お店について、お店の商品や価格についてニーズや不満点を聞き出すことができます。

そういったお客さまの反応をもとにお店の改善をしていくことができます。

一方で、ネットショップの場合には、アクセスの解析結果と実際の購入結果が目に見えるお客さまの動きです。ネットショップに訪れてくれた人がなぜ購入に至らかなかったのかは、わかりません。

その点は、ネットショップの運営者が想像をして、改善をしてみて、その結果を見て、想像が正しかったかどうかということを判断するというプロセスが必要です。

想像を言いましたが、実際には競合の品揃え、価格、サイトの機能・サービス・デザインなどを元に考えていくことになります。

競合店の出店を含めた状況がわからない

もう一つ、ネットだからこそわかりにくいこととして競合店の状況があります。

実店舗であれば、近隣に競合店ができればわかります。また、その競合店の客入り、売上についても実際に見に行けばある程度は状況を把握することができます。

ネットショップを運営していると売上が下がった原因を探っていると競合店ができていた。大手のモールが検索上位に表示されるようになっていたということがあります。

パソコンやインターネットに関する技術不足、知識不足が難しいポイントではない

ネットショップに限らず、ホームページ等の運営でも同様ですが、アクセスが集まらない、売上が上がらない人の中にパソコンやインターネットに関する知識や技術的な未熟さを上げる人が一定数おられます。

しかし、実際には技術的な側面が問題となっているケースは少ないです。確かに知識や技術で解決する問題というのもあります。かつては、知識や技術がないために実現できないことが集客や売上を左右していました。

実店舗運営であれば、内装や外装、広告などを専門業者に依頼したり、相談することは当たり前ですが、インターネットのことになると自分でしなければいけないという思い込んでしまう人が多いようです。

今では、問題と改善の方向がわかれば、比較的コストもかけずに解決する方法はたくさんあります。代表的な方法としては、クラウドソーシングがあります。クラウドソーシングをうまく活用すれば、自分で技術を身に着けるよりも早く、安くネットショップの改善をすることができます。

クラウドソーシングの活用方法やサービスの比較については別途紹介したいと思いますが、今すぐクラウドソーシングを試したいという方に2つほど紹介しておきます。

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