コワーキングスペースに関する相談が増加中/自治体と開業希望者

コワーキングスペースUmidassの運営、全国のコワーキングスペースの検索サイト【コワーキングジャパン】の運営をして約3年が経過しました。特にコワーキングジャパンに関連して私個人が新聞等に掲載されてからコワーキングスペースに関する相談が増えてきました。

最近は、自治体等からのコワーキングスペースに関する相談が増えています

コワーキングスペースに関する相談は、最近になって急に増えたというわけでもなく、月に数件あります。もともと多かった相談はコワーキングスペースをこれから開業したいと思っている人からの相談でしたが、最近は自治体関連からの相談も増えています。

川西市長候補の越田けんじろう氏は基本政策にコワーキングスペース

冒頭の写真は、川西市長選に立候補している越田けんじろう氏が来られた時の写真です。越田氏は基本政策にコワーキングをあげておられ、地域経済の発展にコワーキングスペースの活用を考えておられるということで、コワーキングスペースに関する情報収集として私のもとに訪問されました。(Umidassのスタッフが川西市民だったので、演説中に日本で一番コワーキングスペースに詳しい人がいるから話を聞いておくべきとアピールしたらしいですが(^^;)

ちなみに越田けんじろう氏の基本政策はこちらです

念のために書いておきますが、コワーキングスペースに関すること以外の政策や政党に関しては詳しくは聞いておりませんので、支持者というわけではありません。

コワーキングスペースサミット2018の国土交通所の担当者や地方都市の担当者も視察に

つい1か月ほど前に国土交通省が、「コワーキングサミット2018」というものを開催しました。コワーキングスペースを地域間のヒト・モノ・カネ・情報の「対流拠点」として活用できないかと模索中とのことで情報収集に来られました。

他にも地方都市の産業課の人なども視察、相談に来られています。(許可を得ていないのですが、現時点では地域は伏せさせていただきます。)

相談の方向性はばっくりと2点【儲かるのか?】【地域活性に使えるのか?】

もともと相談に来られている「これからコワーキングスペースの開業を考えている人」からの相談のポイントは一言で言えば、【儲かるのか?】ということです。

自治体の方は、儲かるのかということはありますが、そのことは別に【地域活性に使えるのか?】という点をポイントされています。

相談に来られた方にお話しする内容をまとめていきます

結局のところ、多くの方が同じポイントに対して質問をされること多いので、お話している内容をまとめていきたいと思います。

結論だけ先に簡単に書いておくと、

  • 儲かるのか?と聞かれれば、儲からないとは言わないけど、儲けたいなら別のビジネスの方が可能性が高い
  • 地域活性化につながるかと言われれば、コワーキングスペースという箱そのものにそのような力はないし、地域経済のエンジンになりえるかは運営次第

と伝えています。まぁ、どっちつかずの意見ですが、開業を検討している人にはもう少し厳しめに伝えています。それで開業をあきらめる方も多いですが、それくらいであきらめるのであれば、やらなくて正解だと思っています。

なぜ、上記の結論のように考えているのかを中心に記事を投稿していきます。それなりの投稿件数になりそうです。。

ちなみに相談は歓迎していますが、ちょっぴりお願いがあります

ちなみに相談自体は歓迎しています。これから書く記事を読んだらわかるだろうから来るなというわけではありません。読んでいただいたうえで、さらに深い議論ができればと思います。

相談は歓迎ですが、少しだけお願いです。たくさんの方に相談に来ていただくことはありがたいのですが、私からの一方的な情報提供になり、多くの時間を費やすことになります。超零細企業にとってはこの時間が厳しいというのは正直なところです。

通常、WEB系の相談コンサルティングは1時間5,000円~(税抜)をいただいていますので、その費用をいただければありがたいのですが、状況によって難しいこともあるかと思います。

そこで、ブログやSNS等でUmidassやコワーキングジャパンのことを紹介していただいたり、コワーキングスペースを開業されたときにはコワーキングジャパンに広告出稿をしていただくなど、何かgive-and-takeな形でお願いできればと思っています。