令和3年度補正予算案にて、今後の補助金が明らかになってきました。

ほとんどの補助金が今年と同じ形で継続する

後述しますが、多くの補助金が基本的には継続されることになります。多くの企業が関心あるのは、「事業再構築補助金」、「ものづくり補助金」、「持続化補助金」かと思います。

今回の発表内容から見ると、これまで、200~400万円くらいの投資だとちょうど良い補助金がありませんでしたが、「持続化補助金」の上限が200万円になったことで使いやすくなりそうです。

難易度や手間を考えると「持続化補助金」<「ものづくり補助金」<「事業再構築補助金」かと思います。

ちなみにどの補助金を使うのかという大きな意味での判断基準は以下のようになるかと思います。

  • 建物の費用があるのであれば「事業再構築補助金」
  • 小規模事業者で300万円以下の投資なら「持続化補助金」
  • 要件を満たすなら「事業再構築補助金」より「モノづくり補助金」

持続化給付金の後継となる支援金の事業復活支援金

  • 持続化給付金⇒一時支援⇒月次支援金の流れの新支援金
  • ポイントは売上30%減でも支援金があるということで多くの企業が対象。
  • 現実は、50%減というと企業存続できないので20~30%減という企業が多いので助かる制度。

生産性革命推進事業 従来の補助金は継続&増額に

従来からあったものづくり補助金や小規模事業者持続化補助金は継続されます。かつ、特別枠では増額されています。

事業再構築補助金も継続

  • 予算は、6,123億円と当初と比べると半減したものの十分に大きな予算
  • ちなみに、ものづくり補助金、持続化補助金、IT導入補助金、事業承継・引継ぎ補助金で合計2,001億円。
  • 大枠は変更なさそうだが、企業規模によって上限が変更されている点に注意