ネットショップ開業直後の目標は売上よりもアクセス重視の方が良い

ネットショップのオープンは誰でもできるといっても過言ではありません。当然のことながら売上を上げて儲けることが目的ですからオープンすることが目的ではありません。小規模であっても目標を設定することが大事です。ネットショップですので、売上を目標にしがちですが、売上も大事ですが、アクセス数と購買率を目標とする方が良いです。

売上よりもアクセス数と購買率に着目をする

お店ですので、売上を目標としたいところですが、まずはアクセス数と購買率に着目しましょう。

正直、アクセス数の少ない段階での売上は非常にブレ幅が大きいです。今日は売れた、売れないと一喜一憂していても具体的なアクションには繋がりにくいので、目標としてはアクセス数と購買率に着目をしましょう。

アクセス数の目標設定は難しいが、1日100訪問が最初の目標

アクセス数の目標は、単純に〇〇PVですと言えればよいのですが、将来的に目指している売上や、販売している商品によって異なってきますので、単純には言えません。

半年~1年ほどの運用実績があれば、現状から〇倍にするという目標設定が可能ですが、運営当初ではそうもいきません。まずは、最初に目指すべきは1日100訪問です。ネットショップの場合には、100訪問あたり1購買が標準と言われています。ですから、1日100訪問あれば、毎日売上が発生することになります。

まずは、この1日100訪問が目標ではないかと思います。

購買率と1人あたりPV数にも着目

すでに書いたように、100訪問あたり1購買が標準と言われています。この標準値よりも低い場合には、購入意思のない人が多く訪問している可能性があります。もちろん扱っている商品によっては、ネットショップとして見るとノイズとなる購買しないアクセスが多く発生するケースがあります。

また、1人あたりPV数にも着目するようにしましょう。ネットショップの場合には、商品を検索したりしますから、最低でも1人あたりPV数は、平均で6PVくらいは欲しいところです。

つまり、まずは、1日100訪問、600PVが初期の目標となります。

では、どうやって目標を達成すればよいのかというと、商品登録、ナビゲーション、SEOの改善

目標を立てたところで日々、数字を眺めていても仕方がありません。実店舗であれば、ビラ配りしようとか、効果は別として何かしらのアクションを思いつくかと思いますが、ネットショップの場合には、手をこまねいているだけの人も多いようです。

詳細については、別の記事として書いていきますが、大きくは、次の3点です。

一にも二にも商品登録。商品点数を増やす

まずは、商品点数を増やすことが重要です。商品点数が増えれば、ページ数が増えるので検索される対象となるページが増えます。また、訪問者から選べるお店と認識してもらうことが大事です。

商品数が少ないお店は心理的に大丈夫かなと思われますし、ショッピングである以上、選んで購入するというプロセスも非常に大事です。ですから、商品点数を増やすようにしましょう。まずは、すぐに用意できる商品説明と画像で構いませんので、販売可能な商品をすべて登録しましょう。

それがひと段落ついたら、商品説明をブラッシュアップしていきます。

ナビゲーションの改善。カテゴリや商品配置の見直し

商品点数が増えると、当初考えていたカテゴリーでは探しにくくなるケースが多いです。その場合に、カテゴリーを見直したり、別軸(カラーミーショップではグループ)での検索ができるように改善していきます。

利用者目線でネットショップを見て、購入したいと思わせるお店になるように改善していくわけです。

SEOの改善

これは、知識があれば、商品登録とナビゲーションの改善と同時並行で進めることができるのですが、「キーワードとなる文言の見直し」「SEO上、最低限必要なタグ類の設定」「テキスト量の増加」といいったところを中心に改善を進めます。

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